調剤報酬点数について

 pdf 調剤報酬点数表

取り扱い医療保険及び公費負担医療について

・健康保険法に基づく保険薬局としての指定

・生活保護法に基づく指定(医療・介護)

・公害健康被害の補償等に関する法律に基づく指定

・原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律に基づく指定

・障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定(育成医療・更生医療・精神通院医療)

・労働者災害補償保険法に基づく指定

・児童福祉法に基づく指定

・難病の患者に対する医療等に関する法律に基づく指定

 

「個別の調剤報酬算定項目の分かる明細書」の発行について

医療の透明化と患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に「個別の調剤報酬の算定項目が分かる明細書」を無料で発行しております。公費負担医療で自己負担のない患者様にも無料で発行しております。領収書・明細書が不要の方は予めお申し出ください。

 

療養の給付と直接関係ないサービス等の取扱いについて

・薬剤の容器代

必要に応じて容器代を頂戴しております。

・調剤した医薬品の患者様宅への郵送料

患者様のご都合やご希望に基づく医薬品の郵送料は、原則として患者様のご負担になります。

・ご希望に基づく甘味剤等の添加

原則として料金は頂いておりません。

・ご希望に基づく一包化

医師の指示があった場合に限り、規定の調剤報酬点数表に従い算定いたします。

 

調剤基本料について

調剤基本料1を算定しております。

 

後発医薬品調剤体制加算について

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の調剤を積極的に行い、後発医薬品調剤体制加算3を算定しております。(直近3か月の後発医薬品の数量割合90%以上)

 

後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について

後発医薬品(ジェネリック医薬品)のある薬で先発医薬品の処方をご希望の場合は「特別の料金」をお支払いいただきます。「特別の料金」とは、先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当の料金です。課税対象であるため、消費税分を加えてのお支払いとなります。先発医薬品の処方が医療上必要な場合や後発医薬品の提供が困難な場合は「特別の料金」は発生いたしません。

 

調剤管理料について

患者様やご家族から伺った投薬歴・副作用・アレルギー有無・服薬状況・お薬手帳の情報・医薬品リスク管理計画(RMP)などをもとに、薬剤師が薬学的に分析・評価を行います。その上で患者様お一人お一人に適した薬剤服用歴の記録や、必要な薬学的管理を実施しています。必要と判断される場合には処方内容について医師へ提案を行うこともあります。

 

服薬管理指導料について

患者様ごとに作成した薬剤服用歴をもとに、処方された薬に重複や相互作用、アレルギーのリスクがないかを確認しています。その上で薬剤情報提供文書を用いて、薬の正しい服用方法や注意点についてご説明しています。また、薬をお渡しする際には患者様の服薬状況や体調の変化、残薬の有無などを確認しながら、適切に薬を使用していただくために必要な情報を丁寧にお伝えしています。薬をお渡しした後も、服薬中の体調の変化や服薬状況について継続的に確認を行い、必要に応じて追加の説明やアドバイスを実施しています。

 

医療DX推進体制加算・医療情報取得加算について

医療DX推進体制加算・医療情報取得加算の算定にあたって下記の体制を整備しています。

・電子情報処理組織を使用して調剤報酬請求を行っています

・オンライン資格確認システムを通じて患者様に同意していただいた診療情報・薬剤情報・特定健診情報等を取得し、調剤・服薬指導等を行う際に活用しています

・マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証利用)を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます

・電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスを活用するなど、医療DXに係る取組を実施しています

 (店舗により算定内容が異なりますので、詳細は店舗までお問い合わせください)

 

かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料について

以下の基準を満たす薬剤師が、患者様のご同意を得た上で算定いたします。

・ 保険薬剤師の経験3年以上

・ 週 32 時間以上の勤務

・ 1 年以上の在籍

・ 研修認定薬剤師の取得

・ 医療に係る地域活動の取組への参画

患者様の「かかりつけ薬剤師」として安心して薬を使用していただけるよう、複数の医療機関にかかった場合でも処方箋をまとめて受け付けることで、使用している薬の情報を一元的・継続的に把握し、薬の飲み合わせの確認や説明を行います。 

 

在宅患者訪問薬剤管理指導料(医療保険の方)

居宅療養管理指導費及び介護予防居宅療養管理指導費(介護保険の方)について

在宅療養中で通院が困難な場合、調剤後にご自宅を訪問し薬剤服薬指導および管理のお手伝いをさせていただくことができます。医師の了解と指示が必要ですので、事前にご相談ください。

 


個人情報について

「個人情報保護法」及び厚生労働省の「ガイドライン」に従い、質の高いサービス提供のため、以下の措置を講じ患者様の個人情報の適切な管理を徹底します。

・関連する法令やガイドラインを厳守します

・個人情報管理のルールを定め、全スタッフがこれを遵守するよう徹底します

・安全管理措置をし、漏洩・滅失・棄損の防止に努めます

・定期的に個人情報の取扱い状況を確認し、問題があれば改善します

・個人情報を取得する際は使用目的を明示し、同意を得た上でのみ利用します。ただし、患者様の了解を得ている場合、法令に基づく場合、個人を識別できないよう匿名化した場合などは除きます

・業務委託時には、委託先が弊社の方針を理解し、適切に個人情報を扱うよう監督します

・個人情報に関する相談体制を整え迅速に対応します


下記の目的達成に必要な範囲で個人情報を利用させていただきます。

・調剤サービス提供や業務改善のための基本情報収集

・患者様の安全な医薬品使用のための情報収集(副作用歴、既往歴、アレルギー情報、体質、併用薬、住所、緊急連絡先など)

・病院、診療所、他の薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者との連携や照会対応

・医療保険関連業務(調剤報酬明細書の提出、審査支払機関又は保険者への照会や回答など)

・薬剤師賠償責任保険等に関わる保険会社や弁護士への相談、届出

・薬剤師や事務員の教育・研修、薬学生の実務実習

・外部監査機関への情報提供

・学会や学術誌への発表、報告時の個人情報の匿名化(同意が必要な場合は同意を取得)

・上記以外に個別に利用目的を明示した場合においては、その利用目的の達成のため


ご提供いただいた個人情報は下記に該当する場合を除き、第三者に開示することはありません。

・患者様から同意をいただいたとき

・弊社と秘密保持契約を締結した業務委託先に必要な範囲で開示する場合(個人情報の保護水準を満たしている委託先を選定すると共に、委託先に対しては必要かつ適切な監督を行い、契約等にて個人情報の保護水準を担保します)


次の事項について患者様からのお申し出があった場合、適切かつ迅速に対応します。

・個人情報の利用目的に同意しがたい場合

・個人情報の開示、訂正、利用停止など(法令により応じられない場合を除く)

・個人情報が漏洩・滅失・棄損した場合、またはその可能性が疑われる場合

その他、個人情報の取扱い

・良質かつ適切なサービスを提供するため、患者様の個人情報を厳重に取り扱っています

・個人情報の管理に関する弊社の基本方針に従い、情報の保護に努めています

・個人情報の取り扱いに関してご質問やご不明点などがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください

 

令和7年5月26日 有限会社 メディカルケア